堅調なNY株に対して、日経平均の戻りは鈍い。こういう動きの時は注意しておいた方が無難か

先週金曜日のNYは6日続伸となりました。

NYダウは+0.69%、ナスダックは+0.43%、sp500は+0.44%と、各指数ともに上昇でした。

各指数について、昨年秋口の高値から本年安値までの下落幅と、それに対する直近における戻りを見ますと、次の通りになっています。

①NYダウ

下げ幅:17977(2015/11/3) ⇒ 15450(2016/1/20) ▲2527

戻り幅:15450(2016/1/20) ⇒ 17620(3/18) +2170

戻り率:85.8%

②ナスダック

下げ幅:5176(2015/11/3) ⇒ 4209(2016/2/11) ▲967

戻り幅:4209(2016/2/11) ⇒ 4804(3/18) +595

戻り率:61.5%

③sp500

下げ幅:2116(2015/11/3) ⇒ 1810(2016/2/11) ▲306

戻り幅:1810(2016/2/11) ⇒ 2052(3/18) +242

戻り率:79.0%



 NYダウに遅れてナスダックが戻りの節目に到達。ここから更に上値をとっていけるのか?

20160320ny

同様に日経平均についても戻りをみると、次の通りになっています。

下げ幅:20012(2015/12/1) ⇒ 14865(2016/2/12) ▲5147

戻り幅:14865(2016/2/12) ⇒ 17291(3/14) +2426

戻り率:47.1%

こうして見ると、NYダウの戻りが突出して高いという事が言えます。

3/5の記事「NYダウも戻り波動が進行中。あと300~500ドル程度の上値余地はある?」で、NYダウの戻り高値の予想として、「75~80%戻しの17345~17471あたりを考えている」と書いたのですが、金曜日のNYダウの高値は17620なので、予想よりも上にきています。

ただ、日経平均はNYダウよりもナスダックの方が連動性は高いのですが、ナスダックの戻り率は金曜日の段階で61.5%となっています。

一般的に戻り相場のメドとして61.8%というのは一つの節目となりますので、目先的にはナスダックがこの水準を超えて上にくることができるのどうか、という点は注目ポイントになると思います。

なお、NYは未だ崩れる気配が見えないのですが、ドル円は3/17に110円65銭まで下げ、2/11の110円98銭を割り込んでしましました。

ドル円は金曜日は反転となったのですが、その前日に安値割れとなったことで、ここからは下落が進行し、円高方向にふれてくる可能性が高くなったと思います。

ここまで日経平均の動きは、円高進行に足を引っ張られ、NY株が堅調に上げてくる中においても、なかなか上に行けないという動きになっています。

これは日本株が弱いという事の現れだと思うのですが、このような動きの時にNY株が下落に転じてくると、下げが加速する動きとなる可能性もありますので、注意しておいた方がよいかと思います。

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