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イベント通過であく抜けとはならず。22000~23000円のレンジで調整する動きが継続か

日経平均チャート 日経平均
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米中間の貿易戦争への懸念に加え、朝方近畿地方で発生した地震が投資家心理を悪化させませした。

日経平均は前日よりも40円弱安い22806円で寄り付いた後、後場入り後の12時49分に22601円まで下落。

一時、250円程度マイナスまで売られた後、やや戻す展開となりましたが、引けは▲171円の22680円で終了。

売買代金は前日よりも減少して2.2兆円台でした。

日経平均は25日線の水準(今日の時点で22646円)に近い水準まで下げました。

ただ、今日は日経平均よりもTOPIXの方が下落率が大きく、TOPIXの終値が1771に対して25日線の水準(今日の時点で1783)なので、

日経平均は25日線の水準を取りあえず維持したものの、TOPIXは同線を下回るという動きでした。

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23050(5/21)の戻り高値から、下げて上げて再度下げるという動きになるのか?

今日の下げにより、一目均衡表の遅行線は26日前の日足水準を下回り陰転しました。

これまでは6/11の記事「今週は米朝首脳会談や、日米欧の中銀会合など重要イベント通過で、上げ方向への動きが明確にならないかと期待する所」でも書いたように、

イベント通過で上方向を目指す動きが再開するのではと見ていたのですが、逆に動いてきました。

23050(5/21)の戻り高値からは、以下のように①で下げて②で上げるという動きになっています。

①23050(5/21) ⇒ 21931(5/30):下げ

②21931(5/30) ⇒ 23011(6/12):上げ

ここまでは②の上げが23011(6/12)で一服した後、再度上げ再開になるかと考えていました。

しかし、今日下落となったことで、③でもう1回下げるという動きに入る可能性が出てきました。

なお、①の日柄が8日(両端入れ)、②の日柄が10日なので、仮に③の下げが入るとした場合、①と②の日柄と同程度下げる可能性があります。

この場合、③の下げは23011(6/12)から下げる形になっており、今日で6/12からの経過日柄は5日です。

①と②の日柄と同程度下げるとした場合、6/21から6/25頃まで下げるという形になります。

ただ、仮に下げたとしても、今は23050(5/21)を上限、21931(5/30)を下限としたレンジ圏内での動きになるので、1月下旬から3月下旬にかけておきた大きく下げるような動きにはならないと考えます。

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日経平均

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