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今日の日経平均は強い感じでの上昇だが、かと言ってガンガンの強気で見て行って良い状況ではないと思われる

日経平均
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今日の日経平均は、+396円の16650円と反発。

売買代金は、前日よりも増加して2.2兆円台でした。

本日は16462円で寄り付き、前日よりマドを空けて上昇してスタートしました。

その後、寄り直後の9時1分につけた16455円が日中の安値となり、以降は終始強い展開に。

引けにかけてほぼ一本調子で上昇する形となり、本日は日中の高値で引ける陽線引けとなりました。

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ユーロ円と株のショートは手仕舞い

先週金曜日の高値が16355円に対して、今日の日中安値が16455円だったので、今日は100円程度マドを空けて上昇するかたちとなりました。

なお、8/5の記事「雇用統計の結果を受けて、NY市場は反発でスタート。NY市場の戻りはまだ継続となるのか?」で、

「これまでは高値圏で推移していたNYダウも、そろそろ頭打ちで下落調整となるかと見ていました。

しかし、ここで25日線を割り込まずに反転してくるとなると、調整入りはまだで、戻りはまだ続くという事になるのかもしれません。

取りあえず、今晩の引け方が強い感じでの引け方になると、その見方が強まってくるような感じがします。

なお、NYの戻りがまだ続くとなると、日本株の調整入りもまだ、という事になるように思われます」

という事を書いたのですが、結局金曜のNYダウは191高と高値で引け、強い感じでの引け方となりましたので、調整入りが近いと見ていた日本株の戻りもまだ暫く続く可能性が強くなってきました。

このため、8/2の記事「日銀の今後のスタンスについて株式市場と債券市場で見方が異なる。ここからどちらに見方が収束していくのか?」で、ユーロ円と株をショートしてみたという事を書いたのですが、このポジションは今日の寄りで手仕舞いとしました。

なお、今日の日経平均の日足は、8/3から5にかけてつけた3本の日足を下方に残した、アイランドリバーサルの形状となっているので、日足の形状としては強い感じでの形となっています。

ただ、今の上げは日銀のETF倍増という、人為的な株の下支えを背景にした上げになるので、やや不自然な株価上昇という側面があると見ています。

また、NT倍率(※)は今日の段階で12.75となっており、2013年12月25日につけた12.72以来の高い水準となっています。

(※)日経平均をTOPIXで割った数値のこと。

2013年の時は、NT倍率が2013年12月25日に12.72でピークをつけた後、日経平均はその5日後の12月30日に16320円の高値をつけ、以降、2014年2月5日に13995円をつけるところまで下落しています。

 

以上のような点からみますと、日経平均の戻りはまだ暫くは続くかもしれないのですが、かと言って、ガンガンの強気で見て行って良いわけでもない、という感じがします。

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