私は、2016年7月あたりから、高い利回りが期待できるソーシャルレンディングの投資を開始しています。
ソーシャルレンディングとは、一言で言うと、ネット上で小口の資金を集めて企業などに貸し付けをするファンドのようなものです。
そのファンドの管理・運営をしているのがソーシャルレンディング事業者で、現在日本には10社以上の企業があります。
ソーシャルレンディングの特徴は、銀行預金のように元本保証ではない代わりに、銀行預金よりもはるかに高い利回りでの運用が可能になる、という点になります。
利回りとしては、低いところで5%程度、高いところで10%程度の利回りが期待できます。
なお、ソーシャルレンディングの場合、高い利回りが期待できるというメリットがある一方で、次のようなリスクもあります。
(リスクがなく、高利回りが期待できれば一番良いのですが、そんなうまい話は詐欺でない限り存在しません)
リスク① 資金の貸付先の破たん懸念
リスク② ソーシャルレンディング事業者の破たん懸念
上記リスクに対しては、次のような対策がとれるのではないかと考えます。
◆リスク①に対する対策:
ソーシャルレンディングの貸し付けには、担保や保証がついていない案件も見られます。
しかし、不動産や有価証券、動産等の物的担保や、代表取締役の連帯保証等の人的保証をつけているファンドもあります。
よって、リスク①に対しては、投資するのは担保付き、保証付きの案件に限定する、という対策で、ある程度カバーする事ができると考えます。
◆リスク②に対する対策:
ソーシャルレンディング事業者はすべて非上場企業なので、上場企業のように決算状況を公開している少ないです。
よって、その会社の経営状況をチェックして、破たん懸念を回避するというやり方をとるのは困難です。
よって、リスク②に対する対策としては、特定のソーシャルレンディング事業者に資金を集中せずに、可能な限り複数の会社で投資するという方法をとった方が、リスク分散という観点からは望ましい、と考えられます。
なお、以下は私が実際に口座を開設し、投資実行を行っているソーシャルレンディング事業者になります。
各社により、特徴が異なりますので、それを踏まえて自分の投資スタイルに合いそうな会社を選んで投資するのが良いと思います。
1)SBIソーシャルレンディング
【主な特徴】
①運営会社はSBIグループの会社になるので信用力はかなり高く、運営会社が破たんしてしまうような懸念はかなり少ない。
※詳細は、こちらをご参照ください。⇒ SBIソーシャルレンディング
※SBIソーシャルレンディングでの口座開設方法などについては、以下の記事をご参照ください。
⇒ 「SBIソーシャルレンデングの特徴は、長年の実績とSBIグループならではの信頼性」
2)OwnersBook
【主な特徴】
①運営会社であるロードスターキャピタル(株)は2017年9月にマザーズ市場に上場している
②不動産分野に特化している
③利回りは5%程度と低めだが、案件のよっては追加配当の可能性がある
④貸し付けにあたり不動産担保をとっているが、担保物件の余力を20%程度残しているケースが多く、利回りは落ちるものの、リスクはやや抑えめになっている
※詳細は、こちらをご参照ください。⇒ OwnersBook
※OwnersBookでの口座開設方法などについては、以下の記事をご参照ください。
⇒ 「ソーシャルレンディングでまた新規に口座を開設/OwnersBookの特徴は、利回りは落ちるが、リスクがやや抑えめになっている点にある」
3)マネオ
【主な特徴】
①ソーシャルレンディングの草分け的存在で、シェアNO.1
【関連記事】
・「ソーシャルレンディング最大手のマネオでの投資と運用状況/マネオの特徴はやはり長年の実績と信頼性」
4)クラウドクレジット
【主な特徴】
①海外案件に特化している
②利回りが高め(最近の募集ファンドでは9~13%ぐらいのものが多い)
③ソーシャルレンディング事業者としての運営実績は2年以上
④情報開示に積極的
※詳細は、こちらをご参照ください。⇒ 【クラウドクレジット】
※クラウドクレジットでの口座開設方法などについては、以下の記事をご参照ください。
⇒ 「ソーシャルレンディングのクラウドクレジットでも口座を開設し、高利回り投資を開始」
5)LENDEX
大部分が不動産担保付きで、不動産の評価として東急リバブルの査定結果を利用している。
※詳細は、こちらをご参照ください。⇒ LENDEX
6)クラウドバンク
※詳細は、こちらをご参照ください。⇒ クラウドバンク