今日の日経平均は、+243円の18926円と反発。
売買代金は、前日より増加して3.3兆円台と再び3兆円台にのせてきました。
本日は日本市場が休みの間のNY市場の上昇を受けて上昇してスタート。
その後も買いが優勢で、後場寄り後には19151円の高値をつけました。
しかしそこからは上値が重い展開となり、最終的には日中の安値で引けるかたちとなりました。
郵政上場初日は好スタート
注目の郵政上場は、上昇して寄り付いた後、高値圏を維持するかたちで引けており、幸先の良い上場スタートとなりました。
ただ、直近のIPO市場をみると、上場後の初値は高くつくものの、そこから売られる銘柄も多いので、明日以降も今日の地合いが続くのかどうかはちょっと見えないところです。
さて、昨日のNYは戻り高値更新で、為替も円安基調、原油相場と中国市場も上昇と、今日の日本株を取り巻く外部環境は良好でした。
が、今日の日経平均は後場寄り後までは勢いが良かったのですが、そこから失速となり、日足の形状は上髭ありの小陰線となりました。
外部環境が良かったので、本来であればもっと上がってもおかしくないと思うのですが、上げるには上げたものの、想定よりも上がらなかったという感じでした。
今のところ、9/29の安値以降、日経平均の戻り高値が19202(10/30)であるのに対して、TOPIXの同高値は1570(10/26)で、微妙に高値の位置がづれています。
所謂、ダイバージェンス状態となっているのですが、これが比較的早いうちに解消となれば問題ないのですが、この状態が暫く続き、高値を抜けないまま反落となると、9/29以降続いてきた戻り相場の先行きが怪しくなってきます。
目先は、日経平均とTOPIXが共に直近の高値を抜けて、このダイバージェンス状態が解消となるか、見て行くところになるかと思います。