日経平均は▲201円と3日続落。
日銀会合も事前の予想通りで、現状維持で特に変化なし。
国内のイベントは通過したので、ここから暫くは不安定な動きを見せ始めているNY株の動向を注視という事になるでしょうか。
なお、それ以外では為替がやや円高方向にふれており、直近では102円前半まで下落しています。
以下は、為替のチャートになるのですが、これを見ると、2/4の安値から4/3の高値までジグザグの波動を描き円安方向に進んでいるのがわかります。
この動きは、日経平均で2/5~3/7までに見られた波形パターンと似ており、「ベアリッシュフラッグ」のパターンではないかとみられます。
「ベアリッシュフラッグ」は、下落相場の中の戻りで見られるパターンで、a-b-c-d-eの5波構成となります。
平行なラインの中でジグザグに動き、平行四辺形に似た形を描き、この戻りが終わると、下落に転じる形状になります。
なお、仮に2/4の100円から「ベアリッシュフラッグ」が進行しているとした場合、そろそろこの動きも終わり、再度円高方向に動く可能性もあるのではないかと思われます。
以下は、波動のカウント例
a波 = 2/4 ⇒ 2/18
b波 = 2/18 ⇒ 3/3
c波 = 3/3 ⇒ 3/11
d波 = 3/11 ⇒ 3/17
e波 = 3/17 ⇒ 4/3 = 「ベアリッシュフラッグ」終了。以降、円高へ?
不安定な動きを見せつつあるNY株の他に、為替も円高進行再開となると、日経平均の下方向への動きがより加速する可能性もあるのではないかと思われます。