日経平均は0.43円ですが、わずかながら5日ぶりに反発。
NY株高を受けて高く寄り付いたものの、徐々に失速し、結局陰線での引けとなっています。
なお、(4/7)の記事で書いたように、今週月曜日に3か月ぶりにポジション(ショートポジション)を建てていたのですが、取りあえず今はそれほど無理すべき局面ではないかと思ったので、ポジションについては一旦クローズしました。
よって、再度ノーポジとなっております。
クローズしたのは、主に以下のような理由からです。
①昨日NYが高かった。
②昨日までで3空をつけている。
③昨日の水準は、今年に入ってからの安値13995(2/5)と14203(3/17)に次ぐ水準になり、2つの安値を結んだトレンドラインに近い水準になるので、この近辺で多少の戻りはあるかもしれないと思った。
特に、①のNY株の反発はやや意外で、想定していたものよりも勢いがある感じでの戻りでした。
米国市場では、ナスダックはやや崩れている感じなのですが、
NYダウは、75日線を大きく割り込んでおらず、まだ生きているような感じがします。
当初のシナリオは、ナスダックが崩れ始めており、それがNYダウに波及し、さらに円高も進行して日経平均の下げが加速する、というものでした。
円相場はやや円高にふれているのですが、NYのここでの反転はやや意外でした。
今日の動きだけみると、NY株が反発した割には日経平均は弱いので、地合いは良くないと見ることもできるのですが、2日続けてNY株が強い感じで続伸したりすると、弱いと思っていた日経平均が反発したりすることもあるので、1日だけの動きを見て判断しない方がよいのではないかと思っております。
日本株の反応には「タイムラグ」があるような場合もあったりしますので……。
以上のような点から、取りあえずポジションはクローズしたという訳になります。
但し、これは本格的な反転を想定してという動きではなく、あくまでも短期的にリバウンドがあった場合に備えてというものになります。
よって、いずれ日経平均で14,000円を割れてくるという、従来シナリオに何ら変更があるものではありません。
このまま下落するようであれば下値待ちで、戻るような局面があるようであれば、再度のショート狙いでよいかと思っております。
今は来るべき時(買い場)に備えて、キャッシュ比率を高めておくべき所かと思います。