日経平均の先週の終値は15063円で、今週の終値は13960円でした。
よって、今週1週間で約1,100円下げました。
この下げは、ナスダックの急落が引き金をひき、日銀の黒田総裁の発言が下げの後押しをした、という形になるかと思います。
この下落で日経平均はあっさりと14千円台を割ってきたのですが、先週の土曜日の記事で急落の可能性について警戒コメントを書きました。
このブログを開設したのは3月22日になるのですが、チャートを見てわかるように、それ以降、日経平均は4月3日まで戻り基調を辿ります。
topixに至っては9日続伸しているので、一見すると上昇波動入りしたかのような動きを見せています。
しかし、このような一見すると堅調に見える中においても、4月3日のコメントで「どう考えてみても上昇相場がスタートしているとは思えない」というようなことを書きました。
よって、このブログでは、開設以降、一貫して主張してきたのは、「日経平均は上昇を続けているが、この上昇は上昇波動の上げではなく、下に行く過程の戻りに過ぎない」というものでした。
ここで「買いだ」みたいなコメントは一切してきていません。
という訳で、このブログも開設してから3週間経過したので、簡単にこれまでの主張をレビューしてみましたが、一応いまのところは想定通りかと思います。
以上、レビューをしてみたら、前置きが少し長くなってしまいました。
昨日、下げの最終波動入りとなったのは確定というようなことを書いたのですが、現状での波動認識は以下の通りです。
a波 = 16320(12/30) ⇒ 13995(2/5)
b-1波 = 13995(2/5) ⇒ 15312(3/7)
b-2波 = 15312(3/7) ⇒ 14203(3/17)
b-3波 = 14203(3/17) ⇒ 15164(4/3)
c波 = 15164(4/3) ⇒ 現在進行中
下げの最終波動入りというのは、つまりc波に入っているという事です。
なお、この場合の下値目安は、ブログ開設2日目の3/23に記載したものとほぼ変わっていません。
現状でも下値予想は一応12,500~13,000円と見ており、変更はないので、今回のタイトルも「再掲」とさせていただきました。
ただし、NYや為替の動きによっては、さらに下振れする可能性もあるかもしれません。