昨日の続きです。
昨日記載した修正後の波動カウント(※)に基づき、昨年の高値16320(12/30)からの日柄を見てみると、以下の通りになります。
a波 = 16320(12/30) ⇒ 13995(2/5) … 23日(日柄はいずれも両端入れ)
b-1波 = 13995(2/5) ⇒ 15312(3/7) … 22日
b-2波 = 15312(3/7) ⇒ 13885(4/11) … 25日
b-3波 = 13885(4/11) ⇒ 現在進行中
(※)このパターンでは、これからb波の戻りがもう1度あり、その後、修正波の最終的な下げ波動になるc波の下げがあって16320(12/30)からの調整局面が終了し、上昇波動に転換する、というものになります。
4/11から暫く戻りが継続するとなると、今年に入ってからの修正波は、22~25日程度の間隔で短期的なトレンドが転換しているといえるのではないかと思います。
このタイムサイクルがまだ暫く有効であると考えた場合、b-3波(戻り相場)とc波(下げ相場)の終了時期を想定すると次の通りになります。
(幅があるとカウントがややこしくなるので、便宜的に23日間隔としております)
b-3波(戻り相場)の終了時期 = 5/16頃(4/11から23日後)
c波(下げ相場)の終了時期 = 6/17頃(5/16から23日後)
以上は、「日足」ベースの考え方。
次に「週足」ベースで見てみます。
昨年の高値16320(12/30)の上昇起点は8160(2011/11/25)なので、ここからボトムサイクル(ボトムうちの間隔)を見ると、おおむね以下のような間隔で中期的なボトムうちをしているのではないかと思われます。
8160(2011/11/25) ⇒ 8295(2012/6/4) … 29週間(日柄はいずれも両端入れ)
8295(2012/6/4) ⇒ 8619(2012/11/13) … 24週間
8619(2012/11/13) ⇒ 12445(2013/6/13) … 31週間
12445(2013/6/13) ⇒ 14026(2013/11/8) … 22週間
14026(2013/11/8) ⇒ 現在進行中(2014年6月上旬~半ば?)
ざっくりと見た場合、8160(2011/11/25)以降は、6月と11月の半ばまでに当面のボトムうちをしているという事が言えるのではないかと思われます。
以上、日足ベースと週足ベースで、底打ちしそうな時期について考えてみました。
結論としては、タイムサイクルからみた場合の底打ち想定時期は、2014年6月の半ばあたり、という考え方になります。
6月の半ばあたりだと、メジャーSQが6月12日に、日銀の政策会合が6月12~13日にかけてあります。
6月は成長戦略の発表もありますし、それと併せて追加緩和を発表し、市場のサプライズ(コンセンサスは7月みたいなので)を狙うなんてことはないでしょうか。
取りあえず昨日と今日とで、まあ、こんなような見方もできるのではないかという、一つの考え方を書かせていただきました。
実際どこで底打ちするかは、相場の神のみぞ知る、という事になるのでしょうが……。