金曜日のNY市場でナスダックが▲72ポンイントの下落。
下落幅は▲1.75%と、下げ幅が大きくなっています。
チャートを見ると、3946(4/15)から4177(4/24)まで戻したものの、25日移動平均線の所ではじかれて最終的に5日移動平均線を割り込んで引けています。
ここで切り返せればまだ戻りは続くという事になるのですが、来週月曜日、火曜日で戻せないようだとナスダックは戻りが終わり、再度下方向へ向かうという形になりそうな感じです。
一方、日本株については、4/12、13の記事で書いてあるように、日経平均はこれからもう一段の下落があると考えています。
下落が再開した場合、日経平均で13,000円は割れるというのが現時点における考え方です。
もう一段の下落は、日本株だけが下げるのではなく、NY市場が崩れ、日本株の下げも進むというパターンを想定しているので、昨日のナスダックの下げは下落相場再開のきっかけとなるかもしれません。
今週日本株は特に大きな動きは見られなかったのですが、昨日のNYの動きから、来週の動きは要注目となりました。
なお、4/13の記事でも書いたように、下落相場再開となった場合、意外と下げ幅が広がる可能性もあるので、ここからの下げは、あまりなめないで見ておいた方がよい、と言うのが、現時点における見方になります。