日経平均は181円高。
直近の戻り高値14649(4/21)を超えていませんが、NYは終値ベースで最高値を更新してきているので、一昨日の記事で書いたように、ここしばらくは日本株も戻り方向で推移しそうな感じです。
そうなると、連休明けの来週ぐらいまでは堅調で、その次の週あたりから要注意の段階に入ってくるかと思われます。
プロの方のご意見で、13995(2/5)と13885(4/11)でダブルボトムをつけたので、ここから値固めをして上値をとってくるというような見方もあります。
ただ、恐らくそうはならないと考えています。
ここでダブルボトムをつけているのならば、13885(4/11)からは上昇波動入りをしていないといけません。
しかし、13885(4/11)から既に14日経過(両端入れ)していますが、上昇波動入りしたような感じはありません。
上昇波動入りしたならば、もっと勢いよく戻らないといけないのですが、13885(4/11)以降の動きを見ると、14649(4/21)まで戻った後、早くも息切れし、14224(4/28)まで一旦反落しています。
13885(4/11)⇒14649(4/21)までの上げ幅は、わずか764円に過ぎません。
上昇波動入りしたのならば、もっと値幅を伴わないといけないのですが、そうはなっていません。
この点からしても、ここまでの動きはまだ修正波の中の動き、という事が言えるのではないかと思われます。
これから暫く戻り方向を試すと思いますが、この戻りは、ここ当面の最後の戻りになると見ています。
この戻りが完了した後、いずれダブルボトムのラインは割れてくるというのが現時点における想定です。
変調をきたすとした場合、5/12以降の週が怪しいと考えているので、連休明けの来週ぐらいまでは英気を養い、徐々に臨戦態勢に入っていくというようなイメージで、当面のスタンスを考えています。