日経平均は▲27円と小幅に反落。
相変わらず、方向感がはっきりしない展開が続きます。
ただ、本日の雇用統計を受けて為替が円安方向に振れています。
日本株はGWで2日間が空くので、この流れが週明けも続くかどうか、今の段階ではわかりません。
が、取りあえず戻り方向が続き、直近の戻り高値14649(4/21)を試す展開になりそうな感じです。
本日で直近の安値13885(4/11)からの経過日数は、15日(両端入れ)になりました。
4/20の記事で記載したように、22~25日程度の短期的なトレンド転換サイクルがまだ生きているとした場合、トレンドが転換しやすいポイントまで、最短であと7日になります。
これから7日後は、5/15です。
昨日、「変調をきたすとした場合、5/12以降の週が怪しいと考えている」と書いたのは、このような点もそう考える一つの根拠になっています。
来週戻り歩調が継続し、直近の戻り高値14649(4/21)を越えてくると、やっぱりそう動くのではないかという想いが強くなってくると思われます。
アメリカの相場格言で「セルインメイ」というものがあります。
5月は他の月と比較して相場が軟調になることが多いので、5月に株は売れというものになります。
昨年日経平均は5/23に高値をつけ、同日1143円もの大幅下げを演じました。
今年はどうなるのでしょうか?
昨年とは異なり日経平均は高値圏にあるわけではないのですが、5月は台風が来るよりも一足先に嵐が訪れるような予感がなんとなくしています。
実際に嵐が来た時に慌てないよう、事前の備えはしておいた方がよいと感じております。