連休明けの本日、日経平均はマドを空けて寄り付いた後、特に切り返すことなくそのまま下落。
最終的に▲424円と急落した形で引けました。
なお、本日の動きで、直近の安値14224(4/28)を割れてきました。
これまで、16320(12/30)から進行している修正波の動きについて、4/22の記事でも書いているように、<修正前>と<修正後>で2通りの見方を想定してきました。
<修正前>
a波 = 16320(12/30) ⇒ 13995(2/5)
b-1波 = 13995(2/5) ⇒ 15312(3/7)
b-2波 = 15312(3/7) ⇒ 14203(3/17) b-3波 = 14203(3/17) ⇒ 15164(4/3)
c波 = 15164(4/3) ⇒ 現在進行中
<修正後>
a波 = 16320(12/30) ⇒ 13995(2/5)
b-1波 = 13995(2/5) ⇒ 15312(3/7)
b-2波 = 15312(3/7) ⇒ 13885(4/11)
b-3波 = 13885(4/11) ⇒ 現在進行中
本日、直近の安値14224(4/28)を割れてきたという事で、<修正後>の目は、まあほぼなくなったのではないかと思われます。
<修正後>のパターンでは、もう一度日経平均で15,000円程度まで戻った後、下落する形態を想定していました。
が、この目がなくなり、<修正前>のパターンで行くとした場合は、これからは再度14,000円台を割れて下方向に進んでいくという形になるかと思われます。
なお、現状、為替がまたやや円安傾向に振れており、NYも大きく下げる展開とはなっていないので、明日、日経平均は戻りを見せる展開となるかもしれません。
ただ、基本的には下方向への動き(※2)が暫く継続すると思われますので、ポジションを持っている場合は戻り売りが基本スタンスになるかと思われます。
(※2)従来から述べてきているように、ここからの下げは、16320(12/30)から進行している修正波の最後の下げ局面になるとみているので、意外と下げがきつくなる可能性もあると見ています。
なお、これが最後の下げ局面になると見ているので、この下げが終わったら上昇波へと転換すると予想しています。つまり、短期は弱気で中期は強気です。