金曜日、日経平均は14033(5/7)を一時割り込み、14016円の安値をつけたのですが、その後切り返し、最終的に14097円で引けました。
という訳で、今週も2月以降継続する、日経平均14,000~15,000円のレンジ相場をブレイクするという展開にはなりませんでした。
変動率を表す日経平均VI(ボラティリティインデックス)は、2/4に今年の高値33.21をつけて以降、低下し続け、5/15には19.87の安値をつけました。
日経平均VIの昨年の安値は10/18の19.99なので、その時以来の水準にまで低下してきているという事になります。
昨年はそこまで低下した後反転し、相場にも動きが見られるようになりました。
今年も日経平均VIの水準からすると、そろそろ膠着状態を抜け出し、相場に動きが出てくる=レンジ相場を抜ける動きが出てきて良いのではないかという感じがしています。
レンジ相場を抜けた場合の動きとしては、従来から当ブログでは下への方向、つまり14,000円割れを予想しています。
また、14,000円を割れた後、当面の底値をつける時期=買い場として6月を想定しています。
と考えると、そろそろ今年の1月に見せたような荒れる展開となってもおかしくないのではないかと思います。
ただ、来週から再来週にかけて、そうはならず、引き続き14,000~15,000円のレンジ相場を継続する動きとなった場合は、6月を当面の底値をつける時期として想定することは、やや時間的に厳しくなるような感じがしています。
取りあえず、来週から再来週にかけての動きを見極める段階かと思います。