日経平均は124円高と続伸。
昨日に引き続き本日も、マドを空けて寄り付いた後、それを埋めることなく引けました。
なお、日経平均が4/11の安値からの戻り高値14649円をまだ抜けていないのに対して、TOPIXはザラ場ベースで1186をつけ、4/11の安値からの戻り高値を抜けてきました。
また、TOPIXに関して、当日の終値を26日後ろにずらした「遅行線」は、今年1月の調整相場以降、なかなか陽転しなかったのですが、昨日から陽転しています。
「遅行線」は、陽転後、すぐに陰転してしまうと意味がないのですが、チャートの形状的にはすぐに陰転してしまう可能性は低そうで、暫く陽転状態が続きそうな感じです。
「遅行線」の陽転状態が続くと、25日移動平均線が上昇してくるので、当面の株価のトレンドを見るうえではプラス要素という事になります。
昨日も書いたように、これと同様の動き(遅行線の陽転)がナスダックでも見られます。
これらの点からみても、短期的(※)な方向性としては、戻り方向を試す局面ではないかと考えています。
(※)現時点では1か月程度のスパンの戻り局面を想定。