日経平均は34円高で、4日続伸。
一時14744円をつけ、その後押されたものの、最終的にプラス圏内で引けました。
これで4/21につけた14649円を抜けてきており、5/21につけた13964円の安値から、本日のザラ場ベースの高値まで4日間で780円上げてきました。
また、昨日の段階で、日経平均は75日移動平均線を越えてきたのですが、そのせいもあって、本日、これまでずっと下向き基調だった75日移動平均線が久しぶりに上向きに転じています。
テクニカル的には、徐々に強気に見られる要素が増えてきているのではないかと思われます。
これまで書いてきたように、当ブログでは、5/22の段階で、従来からのシナリオを修正しています。
これまでの動きからすると、その見方は概ね合っているのではないかと思われます。
これから6月にかけては、来月に策定する政府の成長戦略に対する期待感もある中、売りこみづらい状況が続くので、売りがあまり出づらい中で戻り方向での動きが進むと思われます。
ただ、これまで書いてきているように、この上げは上昇トレンドに転換しての上げではなく、修正波の中の戻り方向の動きであるという認識なので、ガンガンに強気で見る局面ではないと思います。
その点は念頭に入れて、相場を見るべきではないかと思われます。