日経平均は46円高と続伸。
ここ最近は高寄りした後に押されて陰線引けとなるパターンが続いています。
売買代金も1兆5,672億円と、依然盛り上がりに欠ける状況です。
これだけ見ると強そうな感じはしないのですが、かといって下げているわけでもないので、地合いとしては、強くはないが、弱くもないという、どっちつかずの中途半端な感じかと思われます。
さて、今年も6月に入り、そろそろ半年近くが経とうとしています。
このブログでは3/22の開設以降、下方向をずっと見てきたのですが、5/22に一旦戻り方向へシナリオ修正をしました。
結果、5/21の13964円から2週間弱で、本日の戻り高値15206円まで1,200円弱上昇してきているので、これまでの相場観の捉え方としては、概ね合っていたのではないかと思います。
これはこれまでに書いてきた事になるので、このブログをずっとご覧になっている方はおわかりの事になるかと思います。
なお、今後の想定については、昨日の記事でも書いたように、現在は修正波の中の戻り波動(d波)という認識なので、この戻りでは昨年来の高値16320(12/30)は抜けず、戻り高値をつけた後に最終の下落波動(e波)があり、そこで安値をつけた後、上昇波動に転換するとみています。
最終の下落波動(e波)はややきつい下げになり、少なくともa波と同等程度の下げ(▲2,325円)があると見ているので、e波の下げ過程で日経平均は14,000円を明確に割れてくると予想しています。
a波 (下げ)= 16320(12/30) ⇒ 13995(2/5)
b波 (上げ)= 13995(2/5) ⇒ 15312(3/7)
c波 (下げ)= 15312(3/7) ⇒ 13885(4/11)
d波 (上げ)= 13885(4/11) ⇒ 現在進行中
e波(下げ) = ?
なお、最終的な安値をつける時期は秋口と見ているのですが、これからすぐに最終の下落波動が開始するとは見ていません。
昨日の記事で、今回戻り相場のメドと、短期的に注意すべきと想定される日柄(以下)を記載しました。
1)6/12~6/13
2)6/19~6/25
少し説明が足らなかったのですが、このタイミングで今回の戻り波動(d波)が頭打ちになり、最終の下落波動(e波)がすぐに開始するとは現段階では見ていません。
恐らく、今回の戻り波動(d波)は5つの波動で構成されるのではないかと想定しています。
具体的には、以下の通り。
d-1波(上げ) = 13885(4/11) ⇒ 14649(4/21)
d-2波(下げ) = 14649(4/21) ⇒ 13964(5/21)
d-3波(上げ) = 13964(5/21) ⇒ 現在進行中
今はこの内、d波の中の3波目の上げをやっている段階で、この3波目の上げが一旦ピークアウトした後、4波目の下げがあり、5波目の上げがあってd波が完成する。つまり、今の上げが終わった後で一度下げて、もう一度戻った後に最終の下落波動(e波)に入るというイメージで見ています。
よって、前述した、短期的に注意すべき日柄の近辺では、恐らくd波の中の3波目の上げが一旦ピークアウトする所になるのではないかと見ています。
以上が現時点において想定している、今後の相場展開のイメージになります。