日経平均は132円高の15296円で引け。
これで5日移動平均線を上回ると共に、25日線も再び上回ってきました。
ドル円も101円50銭程度まで戻してきています。
やはり、日経平均は7/11の安値15101円から再び戻りを試す展開となりそうな感じです。
なお、13885(4/11)からの戻り波動をみると、3波か5波で延長が発生していると見られ、通常の5波動構成ではなく、9波動の構成と見るのが妥当のように思われます。
波動カウントは以下の通りで、15101(7/11)からは9波目の最後の上げ局面にあると思われます。
(値幅/日柄=両端入れ)
1波(上げ) = 13885(4/11) ⇒ 14649(4/21) +764円/ 7日
2波(下げ) = 14649(4/21) ⇒ 13964(5/21) ▲685円/ 20日
3波(上げ) = 13964(5/21) ⇒ 15206(6/9) +1242円/ 14日
4波(下げ) = 15206(6/9) ⇒ 14830(6/13) ▲376円/ 5日
5波(上げ) = 14830(6/13) ⇒ 15442(6/23) +612円/ 7日
6波(下げ) = 15442(6/23) ⇒ 15027(6/27) ▲415円/ 5日
7波(上げ) = 15027(6/27) ⇒ 15490(7/4) +463円/ 6日
8波(下げ) = 15490(7/4) ⇒ 15101(7/11) ▲389円/ 6日
9波(上げ) = 15101(7/11) ⇒ 現在進行中
最初は、5波目の高値15442(6/23)が日柄や値幅から考えても当面の戻り高値の本命と見ていたのですが、その後すぐに切り返しの動きになったので、次は7波目の高値15490(7/4)を本命と見ました。
しかしながらこれもまた、今日の動きをみる限り、切り返しの動きとなっているので、再度戻り高値をとってきそうな感じです。
そうするとまた今度の高値が本命か、というように次から次へと後ろ倒しになってくるので、まるでオオカミ少年のようになってしまうのですが、波動カウント的には次の上げが最終局面で、9波を超えた構成はないという事になります。
よって、もしもこれ以上の動きになってきた場合は、波動のカウントの仕方自体が間違っているという事になります。
ただ、元々、ドル円と日経平均の動きはリンクすると見てきたのですが、これまで書いてきているように、ドル円の状況はかなり煮詰まってきており、最終局面(最後の戻りを試す局面)にあると見ています。
ドル円と共に日経平均が今週~来週にかけて、戻りを試す展開となった場合、それが最後の戻りになるような気がしております。
局面的にはいよいよ正念場の時を迎えているのではないでしょうか。