地政学リスクの高まりを受け、日経平均は▲154円の15214円で引け。
朝安後は戻り方向に入ったのですが、日中高値は15220円までで、昨日の安値15347円までは届きませんでした。
したがって、本日は100円程度マドを空けた形での引けとなりました。
なお、本日の日中の安値は15110円なので、(7/11)につけた直近の安値15101円まであとわずかの所まで一時は下落したのですが、その後は戻り方向の動きとなりました。
15101(7/11)を割れてくると下方向への動く可能性が一段と高くなると見ていたのですが、今日は首の皮一枚の所で踏みとどまりまったという感じです。
ただ、日経平均は5日線(15331円)を明確に下回ると共に、25日線(15273円)も下回ってきています。
今度5日線を下回ってきた場合、13885(4/11)からの戻り局面が転機を迎える一つ目のシグナルになるのではないかと個人的には見ていたので、来週どう動くのかは特に注目です。
ここで転機を迎えるのでしょうか、それとも、まだなのでしょうか?
日本市場はこれから連休に入ってしまうので、その間の海外市場がどう動くのか、まずは見ていくところかと思います。