日経平均は▲14円で引け。
日中の値幅が60円程度で、売買代金も前日比▲3192億円の1兆4778 億円だったので、本日はほぼ様子見の展開だったのかと思います。
為替相場では、ユーロが一時136円35銭をつけ、2/4の年初来の安値である136円19銭まであとわずかに迫っています。
一方で、ドル円はユーロと比べると底堅い動きとなっています。が、ユーロが136円19銭(2/4)の安値を割れるような動きとなった場合、ドル円はどう動くのか、一応見ておく必要があるかと思っています。
さて、日経平均の方なのですが、13964(5/21)から戻り局面となっています。
その後、15300円台にのせたのが6/19で、本日の引け値が15328円なので、ざっくり言うと13964(5/21)からの1か月が上昇局面で、その後1か月はほぼ横ばいでの動きと言えるかと思います。
ただ、いつまでもこの横ばいでの動きが続くという訳ではないので、いずれこの動きを脱する局面が来るのですが、これまで書いてきているように、抜けるとした場合は下方向への動きになると見ています。
直近の安値である15101(7/11)を割れてくると、下方向へ動く可能性が高くなってくるのではないかと思います。
なお、ここ最近、動きが少ない状況なので、面白味に欠ける展開が続いています。
ただ、長く相場をやっていると、こういう局面は必ず来ます。
動かない局面が長引けば長引くほど、そこでエネルギーが蓄積されるので、レンジ抜け等となった場合は、その後の動きは急になる傾向があります。
ここは焦らずに、次に動ける局面が来るのをじっと待つところかと思います。