日経平均は88円高の15618円で引け。
日中高値は15632円をつけており、昨日に続いて戻り高値を更新しています。
ただ、商いは相変わらず盛り上がっていません。
売買代金は昨日に引き続き、1兆6,000億円台にのっておらず、前日比▲103億円の1兆5,819億円と低調です。
昨日の記事でも書きましたが、1か月近く抜けなかった15500円の壁を昨日抜いてきました。
本来であればこれはレンジを抜けて「上放れ」した形となるので、買いとなります。
しかし、本来の「上放れ」のパターンであれば、レンジを抜けてきた場合は買いが増えるので、売買代金も増える筈なのですが、昨日と今日の動きをみる限りでは、そうはなっておらず、売買代金は低迷しています。
という事は、放れが生じたからといって、焦って上値を買ってくるような投資家は少ないという事になるのではないかと思われ、通常の「上放れ」のように、これから短期間で急騰するような展開にはならないのではないかと思われます。
なお、7/25の記事で書いた、タイムサイクルの期間は7/23~7/29になるので、今日までとなります。
また、上値予想として想定しておりました15600~15700円のレンジに、今日の段階で到達してきております。
その他、並行して注目してきたドル円も、本日の夜間で102円08銭をつけており、200日移動平均線(102円08銭)に近い所までつけてきております。
という事は、一応これで、日柄や値幅、そのほかの要素で見た、高値をつける要件は揃ってきたので、これからは、いつ調整局面入りしてもおかしくない局面に入るという事になります。
ここで天井をつけて下がり始めればズバリ賞となるのですが、なかなか予想通りにはいきません。
ここからは趨勢を見守る局面となり、変化しそうな要素が見えてきたら、ショートで出動するのもありかと現状では考えております。