日経平均は+137円の15073円と反発。
日中の高値圏で引け、15000円台回復となりました。
ずるずる下げる展開が続きなかなか反転してこなかったのですが、6日ぶりに反発となりました。
ただ、夜間に入り欧州市場が下落している他、円高が進行していることもあり、日経平均先物は14600円を割れる所まで一気に下落してきています。
これまで下落相場入りした場合のイメージとしては、1波目の下げがあり、それを戻す展開があってから、2波目の下げでガタっと下げる展開を想定していたのですが、1波目の下げから一気にガタがくる展開になっています。
10月に入ってからの下げをこれまでの調整の延長線上でとらえ、多少下げたところで買いを入れた人にとっては逃げ場が殆どなく、けっこう厳しい状況かと思います。
正に、「落ちてくるナイフを拾うな」という展開になっており、中途半端なところで買いを入れているとヤケドをおう局面となっています。
ただ、このブログでは、比較的厳しい下落局面が訪れる可能性についてはだいぶ前から言及してきており、特に10月については要注意の時期の本命(※)としてきました。
よって、今起きている日経平均の下落局面は、青天の霹靂でいきなり起こったことではまったくなく、きちんと分析をして注意深く全体動向を見ていればある程度前もって予見できた事になるのではないかと思います。
(※)このことは、9/29の記事でも書いていますが、おおもとの記事は9/8の記事の段階で書いています。よって、この事は1か月以上前から言及してきた事になります。