日経平均は、+98円の17490円で4日続伸。
売買代金は前日より増加し、3兆3千億円台となりました。
午前中はSQ値まで届かなかったという事で、100円安程度まで一時売られたのですが、その後、切り返してプラスで引けました。
ザラ場高値は17520円なので、11/12につけた高値を更新しました。
本日は下落するかと思ったのですが、引けにかけて戻り歩調となり、結局今日も続伸となりました。
この結果、25日線とのかい離率は10.03%となり、昨年5/22につけた10.06%にほぼ顔合わせをしました。
短期的な過熱感は高まってきているのですが、国内では株価にプラスとなるフォロー材料が相次いでいる事から、なかなか下げません。
追加緩和の発表以降、押し目らしい押し目をつけず、強い基調での株価推移が続いています。
国内ではフォロー要因が増えてきている事から、アゲインストの風が吹くとしたら海外からの要因となるかと思っているのですが、海外市場も堅調で、NYダウは昨日一時17705ドルをつけてまた最高値を更新してきています。
またドル円も円安基調が止まらず、117円に近い所まで上がってきています。
まさに押し目待ちに押し目なしの展開となってきつつあるのですが、このまま一気に年末に向けて一段高となっていくのでしょうか。
現状出ている材料から判断するとあまり下がりそうな要素が見当たらないので、そのように判断するのもありかと思うのですが、その一方でこれまで書いてきているように気になる要素も見られます。
現状では、今回の上げは高値を更新してきているものの、あくまでも修正波の中の戻りという認識を一応支持しております。
この見方が誤まりで、既に強い上昇波に移行してしまっているのかもしれないのですが、その正否の判断は、もう暫く動向を見ていかないと判断がつきづらいというのが正直な所です。