日経平均は、+73円の17663円と3日続伸。
昨日、日本国債の格下げのニュースを受けて夜間市場で日経平均先物が一時17400円台まで売られたのですが、本日は寄りは安くなったものの、その後切り返しました。
昨日17520(11/14)の高値を抜けた流れを引き継いで、本日も引き続き高値をとってきました。
ただ、売買代金は2兆1千億円台で、高値を抜いてきた割にはそれほど盛り上がっているという訳ではありません。
17520円(11/14)の高値をつけてから続いていた高値圏での三角保ち合いを昨日、上方向に抜けてきました。
これは11/26の記事でも書いた通りの展開かと思います。
結局、17520円(11/14)からの保ち合いは、10日間(両端入れ)で終わったという事になります。
保ち合いとなっていたレンジ圏内を上方向に抜けたので、暫くは高値追いの展開になると思われます。
ただ、保ち合いとなっている期間が長ければ長いほど、レンジ圏内を抜けた方向に動く期間も長くなるというのが一般的ですが、今回はレンジ圏内の動きは10日間程度と短かったので、上方向に動くのもそれほど長くはならないのではないかと想定しています。
前述したように、レンジ圏内の動きは10日間だったので、レンジ抜け後の動きも同程度と考えると、日柄的には12/12あたりという事になります。
この日柄は、11/25の記事でも書きました、現時点において注目している期間に近いものになります。
なお、仮に今日ぐらいの上げ幅(1日70円程度)で12/12まで平均して上げていくとなると、12/12時点での日経平均は18200円程度になります。
日経平均で18200円というと、一つの節目となる2007年7月9日につけた18261円に近い水準にもなりますので、日柄的な面だけでなく、日経平均の水準的な面からも来週前後は注目ポイントになるのではないかと考えています。