日経平均は、▲155円の17257円と3日続落。
売買代金は、2兆5千億円台と、前日より減少しています。
本日は一時、前日比350円程度安の17043円まで売られたのですが、その後下げ幅を縮小し、結局▲155円で引けました。
本日の日経平均は17289円の高値をつけたのですが、昨日の安値17308円まで届かなかったので、2日連続してマドを空けての下げとなりました。
ただ、寄りで売られたものの、その後切り返したので、最終的には小幅ながら陽線で引けています。
また、夜間に入ってから日経平均先物が多少戻り方向にあるので、ここで一旦反発するのかもしれません。
ただ、今回の急落の一因となった中国市場では、香港のハンセン指数が昨日の小反発から一転して下落しており、▲0.9%の23312で引けています。
ハンセン指数の200日線は23367なので、終値ベースで同線を割れてきました。
その他、本日のザラバ安値が23169なので、11/20につけた直近の安値23252も下回っている他、一目均衡表の遅行線も火曜日の下げ以降、陰転してきているので、他の指数に先駆けて調整入りとなっている可能性が高まっています。
上海指数についても▲0.45%の下落と、火曜日の5%超えの急落からやや落ち着きを取り戻しているようにも見えるのですが、ここで下げが一服したとみるのは早計だと思います。
昨日も書きましたが、今はまだ亀裂の兆し程度の動きなのですが、これが本格化するかどうか、見極めていく必要があります。
もしかすると、中国市場が亀裂の震源になるかもしれないので、ここの動きは注意してみていく必要があるかと考えています。