日経平均は、+390円の17210円と続伸。
売買代金は、前日よりも増加して2兆8千億円台でした。
本日は昨日のFOMCの声明を受けて寄り付きから反発してスタートしました。
その後も高値圏を維持して陽線での引けとなりました。
18030(12/8)の高値から16672(12/17)の安値まで、日柄で8日(両端入れ)、値幅で▲1358円下げてきました。
その間、小さなマドも含めて3つのマド空けとなったので、ここでの反発は一応リバウンドという認識です。
ただ、今日マドを空けて反発したことで、12/15からの日足の形状で、アイランドリバーサル(※)と言われるパターンが出現しています。
(※)マドを空けて株価が下にジャンプした後に、再度、上側にマドを空けて戻る値動きをすることで、その形が離れ小島のように見えることから、アイランドリバーサルと言われています。
このパターンは、一般的には、トレンド転換を示唆する動きとされています。
これが早期に否定されることもあるのですが、暫く反落することなく、この形状が維持されるようであれば、下げが短期間で終了した可能性を考える必要も出てくるかと思われます。
なお、夜間市場においても日経平均先物が17580円まで上げるなど、日中に引き続き、上値を試す方向に動いています。
しかし、現状においては、上述したように、下げ過程のリバウンドという認識をしており、下落値幅▲1358円の61.8%戻しが17511円になるので、17500~17600円あたりをメドに戻りを試す展開になるのではないかと想定しています。
仮にこの水準を大きく超えて上げてくるようであると、上述した見方を修正する必要が出てくるのかもしれません。
とりあえず、戻り方向を見極めるところかと思われます。