日経平均は、+48円の17329円と反発。
売買代金は前日よりも減少して2.0兆円台でした。
本日はプラスで始まり、マイナスに転じて最終的にプラスで終わるという、どっちつかずの展開でした。
寄付きと引け値の差が20円程度しかないので、日足としてはコマ(小陽線)の形状となりました。
日足の形状は昨日もコマ(小陰線)だったので、一昨日の大陽線の中を2本コマが並ぶ形となりました。
このパターンからすると、取りあえず戻りの過程の中での保ち合いをやっているように見えなくもないので、引き続き、短期的に戻りを試す局面という見方は変わらずです。
なお、本日は日経平均はプラスで引けましたが、TOPIXはマイナスでした。
日経平均をTOPIXで割ったNT倍率は今日の段階で12.47となっています。
同指数は、昨年の7月3日は12.0で、直近の高値は昨年12/25の12.53となっているので、現状の水準は高い方の水準と言えます。
この点からは、先物主導で日経平均が買い上げられてきている、という事が言えるのではないかと思います。
TOPIXよりも日経平均の方が買われる状態というのは、あまり健全な状態とは言えません。
ちなみにアベノミクス相場でのNT倍率の高値は、2013年12月25日の12.72になります。
この時はその3日後の12/30に日経平均は16320円の高値をつけて、2/5の13995円まで急落しました。
同指数からみても、現時点における相場は微妙なところに来ているという事が言えるのではないかと思われます。