現状多忙状態であり、出張などもあって、更新が飛びました。
さて、2/3の記事で「NYダウはダイアグナル・トライアングル(傾斜三角形)というパターンをやっており、一旦トレンドが反転方向か」ということを書いたのですが、NYダウは2/2の安値17037ドルから反転し、先週の金曜日は一時17951ドルの高値をつけました。
NYダウのこれまでの高値は18103(12/26)なので、18103(12/26)⇒17037(2/2)まで下げた後、再度高値方向へ切り返す動きとなっています。
日経平均もそれにつられて反発し、金曜日の引け値で17648円まで戻す動きとなっています。
なお、これまで書いてきておりますように、16592(1/16)から継続している日経平均の戻りは、18030(12/8)から継続している調整波の最後の戻りになるとみています。
16592(1/16)からの動きは、以下のような3波構成になるのではないかと考えています。
a波 : 16592(1/16) ⇒ 17850(1/28)
b波 : 17850(1/28) ⇒ 17271(2/3)
c波 : 17271(2/3) ⇒ 現在進行中
このc波の戻りは、17850(1/28)~18030(12/8)あたりでピークをうつのではないかというのが現時点における想定となります。
また、日経平均は18030(12/8)の高値から2か月近くレンジ内での動きを続けているのですが、その間の動きをみると、以下の通り8~11日間隔で方向性が変わってきています。
18030(12/8) ⇒ 16672(12/17) :8日(日柄は両端入れ)
16672(12/17) ⇒ 17914(12/29) :8日
17914(12/29) ⇒ 16592(1/16) :11日
16592(1/16) ⇒ 17850(1/28) :9日
17850(1/28)から8~11日目というのは、2/6から2/12になりますので、今週は日柄的には怪しいゾーンに入ってきます。
また、価格水準としても、シカゴの日経平均先物は17800円程度で終わっているので、今週前述した17850(1/28)~18030(12/8)あたりの戻り高値はつけてきそうな感じがします。
そのほか、波動カウント的にも16592(1/16)から調整波の中の最後の戻りをやっているとすれば、ほぼ最終局面に入ってくるということになります。
以上のように考えると、今週から来週にかけては、今後の方向性を見極める上での正念場になってくるのではないかと考えています。
なお、18030(12/8)の高値から2か月近くレンジ相場が続いています。
いつまでも抜けないレンジはなく、いつかはそれを抜けてどちかの方向に相場が動き出すのですが、そろそろレンジ抜けの動きが出てくるのではないかと思っています。
レンジを抜けた場合、現時点では下へ比較的大きく動くと見ています。
逆に上に抜けるような場合は、見通しを再度見直す必要が出てくるのかもしれません。
上に行くのか、下に行くのか、今後の方向性を見極めるうえで重要な局面が近づいているような感じがします。