本日の日経平均は、▲185円の19286円と続落。
売買代金は前日より増加して2.9兆円台でした。
今日は前場の段階では、権利落ちを埋めて100円程度上昇したので、ミニ調整を終えて切り返しの動きとなるかと思ったのですが、後場に入り前場につけた安値を割ってからは下落のピッチが加速し、19099円をつけるところまで売られました。
その後は引けにかけて戻る感じとなったのですが、寄り値までは戻れず、上ひげと下ひげをつけるかたちの小陰線で引けました。
今日の日経平均の日中高値は19590円で、安値は19099円だったので、上下の値幅は500円近くになり、ボラティリティが非常に大きい1日でした。
昨日の段階では、16592(1/16)からの上昇波は19778(3/23)から⑥波目の下げに入り、その安値をつけた後切り返して⑦波目の上げに入ると考えていました。
本来上昇波は5つの波動で終わるのですが、今回は色々な点から鑑みて、それが延長となる可能性が高いと考えていました。
①波 : 16592(1/16) ⇒ 17850(1/28) 値幅+1258円、日柄9日(両端入れ)
②波 : 17850(1/28) ⇒ 17271(2/3) 値幅▲579円、日柄5日
③波 : 17271(2/3) ⇒ 18939(3/2) 値幅+1668円、日柄19日
④波 : 18939(3/2) ⇒ 18577(3/10) 値幅▲362円、日柄7日
⑤波 : 18577(3/10) ⇒ 19778(3/23) 値幅+1201円、日柄10日
しかし、今日の下げで19099円まで下げる展開はやや想定外でした。
ここで19778(3/23)からの下げ幅がやや大きくなると、⑦波目のミニ調整に入ったというよりは、16592(1/16)からの上昇波が⑤波目で終わり、これまでの上昇波を修正しようとする下落に入る可能性が出てきます。
これまで何度か書いてきましたが、今回の上昇波が終わると、比較的大きな調整となる可能性があると考えており、また、マーケットが事前に想定していたシナリオとは異なる動きをしてきた場合は、一旦様子見とした方が得策でもある事から、取りあえず今日の段階で、持っていたロングポジションについてはすべて手仕舞いとしました。
今年は2月の前半までは基本的に戻り売りというスタンスをとっていたのですが、2/14に以下の記事を書いてからはスタンスを買いに変更し、自身もオールキャッシュから100%に近いところまでロングの比率を高めてきました。
しかし、どうも想定外の動きとなり、また、主に以下のような点もある事から、一旦様子見とする事にしました。
①もともとは3月を高値警戒時期と考えており、特に3/23~4/3あたりを高値警戒の時期として見ていた。
②16592(1/16)からの上昇波は既に⑤の波までやってきており、これが延長しない場合はやや大きな調整となる可能性もある。
残念ながら高値圏では売れませんでしたが、今年は3月までで目標とする年間利益の半分ぐらいを稼げたので、まあこれで良しとするのが適当ではないかと思っています。
高値覚えで撤退するタイミングが遅れて損失を出すよりもましです。
もしもまだ16592(1/16)からの上昇波が継続しているような場合は、また再度参戦すれば良いだけの話です。(再参戦するとしても軽めのポジションでという事にはなりますが)
まあ取りあえず、今晩のNYがどう動くのか、見て行くところになるかと思います。