本日の日経平均は、+125円の19411円と反発。
売買代金は前日より減少して2.3兆円台でした。
本日の日経平均は寄付き後に一時マイナス圏内に落ちる事もあったのですが、その後は切り返して後場寄り後に19474円の高値をつけました。
その後はやや戻されて、最終的には125円高でクローズしました。
夜間に入っても日中の戻り地合いは継続しており、日経平均先物は一時19580円をつけるところまで上げています。
現状では16592(1/16)からの上昇波は19778(3/23)でトップアウトしている可能性もあると考えているのですが、もしかすると、まだこの上昇波は継続しているのかもしれません。
なお、この動きが継続するかどうかのカギは、NYが握っていると考えています。
先週の半ばまで日本株はNYの動向に殆ど左右されない極めて強い動きを続けていたのですが、先週の木曜日から少しその状況に変化が見られ、今はNYの影響を受けやすい本来の地合いに戻っているような感じがします。
そのNY市場なのですが、昨日の記事でも書きましたように、主要な指標(NYダウとsp500、ナスダック)において高値をつける時期が異なる等、トレンド転換を匂わせる動きが見られるようになってきています。
主要な指標が再度高値をとってくる等して、近いうちにこの動きが解消されるようであれば問題ないのですが、そうならない場合は、NY市場における天井うちの可能性が高まってくると思います。
そういう意味においては、今週末の米国雇用統計はけっこう大事なポイントになってくると見ています。
これまで堅調だったNY市場に変調が兆しが見られるようになったのは、先月の3/6の雇用統計以降からだと思います。
そこから1か月経過して、改めてここでどのような数値が出てくるのか。
ここで出てくる数値如何によっては、市場が大きく左右される可能性は高いのではないかと考えております。