本日の日経平均は、▲30円の19908円と反落。
売買代金は前日より増加して2.7兆円台でした。
本日は寄付きから続伸してスタートし、寄り直後に20006円をつけ、ザラバベースでとうとう念願の大台乗せとなりました。
しかしその後は目標達成感などから反落し、一時19835円まで売られました。
そこから切り返し、再度高値トライを目指すかと思われたのですが、大引けにかけて失速し、結局小幅安での水準で引けることになりました。
本日も昨日と同じような感じで、日経平均の下落率0.15%に対して、TOPIXの下落率は0.29%と、昨日に引き続き日経平均優位での展開でした。
一度売られた後切り返して、引け値ベースで2万円の大台を回復するかと思ったのですが、残念ながらそこまで戻り切れませんでした。
そういえば、菅官房長官が一時2万円をつけた事について、「よくここまで来たものだなという思いがする」と発言されていたそうです。
19,000円に乗せた時は「アベノミクスが評価されての事だと思う」で、20,000円に乗せた時は、「よくここまで来たものだ」だったので、ここから仮に21,000円に乗せるような事があれば「まさかここまで来るとは思わなかった」とか、「思えば遠くへ来たものだ」等という発言になったりするのでしょうか。
まあ、どうでも良いことですが。
なお、本日の動きを受けて、甘利明経済再生相は「ミニバブルは歓迎」と発言しています。
2万円にタッチするような動きとなりつつも、昨日、今日と、値上がり銘柄数より値下がり銘柄数の方が多く、全面高っぽい感じでの展開にはなっていないので、今一つ盛り上がりに欠けます。
終値ベースでの大台乗せは来週以降に持ち越しとなりましたが、こうなったらここから上げが加速して、甘利明経済再生相が言うような「ミニバブル」っぽい動きとなってくれないかと思います。
そうなる動きを期待しつつ、来週以降の相場の動向を見て行くところになるかと思っています。