今日の日経平均は、+6円の20570円と続伸。
続伸記録は今日も継続し、12日まで伸びてきました。
売買代金は前日より減少して、2.5兆円台でした。
本日はNY安を受けてマイナスでスタート。
その後一時150円程度安い水準まで売られたのですが、その後引けにかけて切り返す展開となり、結局本日も小幅高で引けました。
昨日の記事で、
「マド明けで弱くスタートし、そのまま安いかたちで引けると、基調転換の第1シグナルとなるかもしれません。
逆に弱く寄り付いた後、戻り方向に行った場合は、まだ先週までの強い地合いが継続という事になるかもしれません」
という事を書いたのですが、今日は後者のパターンになりました。
地合いが強いので、海外がすこし弱いぐらいではほとんど影響ないですね。
これで続伸記録は12日まで伸びました。
過去最長は14日みたいなので、最長記録に並ぶまであと2日となりました。
この勢いはどこまで続くのでしょうか。
ただ、今週末には恒例の米国雇用統計が控えております。
今回は、海外市場がやや弱含みになっているタイミングでの雇用統計となりますので、いつも以上に注目となるような感じがしております。
ここで出る結果によってはひと波乱あるかもしれないので、この上昇局面では戻り売りを進め、キャッシュの比率を高めた状態でこのイベントにのぞむというスタンスをとった方が良いのではないかと思っております。
今年は5月は平穏に終わりましたが、6月はギリシャ問題もヤマ場を迎えますので、波乱の展開になるかもしれません。
今はイケイケの局面から、一歩引いて冷静に相場を眺める局面になるのではないかと考えております。