今日の日経平均は、+14円の20488円と反発。
売買代金は前日より増加して、2.6兆円台でした。
本日は反発してスタートし、寄付き後に20552円の高値をつけました。
しかしそこから失速し、後場に入ってから一時マイナス圏内に落ち込みましたが、引けにかけて切り返し、結局小幅ながら反発で引けました。
日経平均は今日反発したことで、3日続落は回避しました。
日足は5日移動平均線のやや下に位置しているのですが、5日線自体は昨日が20540円で、今日は20527円となっており、多少下げてはいるのですが、横ばいでの推移となっております。
この形からすると、まだ上とも、下とも取れない形にはなっています。
ただ夜間に入ってから日経平均先物は一時20360円をつけるところまで下落する動きを見せています。
昨日は夜間に入ってからプラスになっていたので、昨日とは逆のかたちになっているのですが、日経平均先物のこれまでの高値が20670(5/28)で、その後の安値は20380(6/1)だったので、日経平均先物は直近でつけた安値を一時割れる動きとなっています。
その他海外市場では、ドイツのDAXが相変わらず軟調で、一時11187まで下げる等、5/7につけた11167に接近する動きも見せております。
NY市場でもNYダウが、一昨日は下ひげをつける動きだったのですが、昨日は逆に上ひげをつけており、ややわかりづらい動きとなっています。
現時点では大きく上がったり、下がったりしている訳ではないので、平穏無事な動きと言えなくもありません。
ただ、雇用統計という比較的大きなイベントを控えて、内外ともやや方向感が見えづらい動きとなっているので、見方によってはやや不穏な動きと見れなくもありません。
中期的なトレンドは上だと思うのですが、短期的には上に向かう前の調整の動きがそろそろ入るのではないかと思っています。
果たしてどうなるか、取りあえず明日は注目です。