今日の日経平均は、▲360円の20096円と3日続落。
売買代金は前日より増加して、2.6兆円台でした。
本日は下落してスタートした後、14時前ぐらいまでは上下の値幅が少ない中での動きでした。
しかし引けにかけて売られる展開となり、300円以上の下げとなり、久々に値幅を伴った下落となりました。
これまでは海外市場が軟調でも日本市場は底堅い動きが続いていました。
しかしいずれその影響が日本市場にも現れると思っていたので、昨日の記事で「海外市場で下落の動きが継続する場合、タイムラグをおいてその影響が日本市場にもあらわれるのではないかと考えております」という事を書きました。
また、同じような内容の記事をその前(5/27)にも書いていたのですが、やっと本日、比較的値幅を伴った下げとなりました。
なお、16592(1/16)からの上昇波は以下のような9波構成で進行してきたと見ているのですが、本日、20095円の安値をつけた事で、直近の高値である 20655(5/28)からの経過日柄は9日目(両端入れ)となりました。
①波 : 16592(1/16) ⇒ 17850(1/28) 値幅+1258円、日柄9日(両端入れ)
②波 : 17850(1/28) ⇒ 17271(2/3) 値幅▲579円、日柄5日
③波 : 17271(2/3) ⇒ 18939(3/2) 値幅+1668円、日柄19日
④波 : 18939(3/2) ⇒ 18577(3/10) 値幅▲362円、日柄7日
⑤波 : 18577(3/10) ⇒ 19778(3/23) 値幅+1201円、日柄10日
⑥波 : 19778(3/23) ⇒ 18927(4/1) 値幅▲851円、日柄8日
⑦波 : 18927(4/1) ⇒ 20252(4/23) 値幅+1325円、日柄17日
⑧波 : 20252(4/23) ⇒ 19257(5/7) 値幅▲995円、日柄7日
⑨波 : 19257(5/7) ⇒ 20655(5/28) 値幅+1398円、日柄16日
これまで16592(1/16)からの上昇波が進行する過程で、ミニ調整が起きた日柄は5日から最長で8日でした。
20655(5/28)からの調整日柄は今日で9日目なので、ミニ調整の最長日柄を超えてきたという事になります。
この点からみても、16592(1/16)から継続してきた上昇局面は、やや地合いが変わってきている、という事が言えるのかもしれません。
なお、夜間に入り日経平均先物は一時19920円まで下落しています。
その後切り返して20080円まで戻してきているので、一時的に戻る展開となるかもしれません。
ただ、高値膠着を抜け出す感じも出てきており、ここからは比較的値幅を伴った調整の動きが出てくる可能性も考えられますので、先行き警戒スタンスで見ておいた方が良いのでは等と考えております。