今日の日経平均は、▲49円の20046円と4日続落。
売買代金は前日より増加して、2.9兆円台でした。
本日は小幅高でスタートし、一旦マイナス圏に落ちた後、切り返しに転じました。
後場寄り後には170円近く上げる場面もあったのですが、そこから再度下落に転じ、最終的には4日続落での引けとなりました。
今日の日中の値幅は250円程度で、上へ下へと忙しい展開でした。
一昨日までは比較的狭いレンジでの動きでしたが、昨日の360円安からボラティリティがやや高まる傾向にあります。
なお、本日の日経平均の25日線は20125円なので、4/30以来の25日線割れとなりました。
前回は4/30に25日線割れとなってから9日目の5/18に同線に回帰し、その後5/28の20655円の高値をつける展開となりました。
前回は比較的短期間で25日線に回帰する動きとなったのですが、今回は、やや調整は長引くのではないかと思っております。
他の方のご意見で、下げたとしても2万円あたりが下値になるのではないかというご意見も見られるようなのですが、下値としてはもう少し下があるのではないかと考えております。
NY市場はこれまで暫く10%以上下げる、比較的大きな調整局面がなかったのですが、このような調整の動きがあるとしたら今のタイミングのような感じがしています。
仮にNYダウが10%以上下げるとした場合、日経平均もその下げにやはりひきづられると想定されますので、その場合の下値が2万円という事はないような感じがします。
直近の安値では19257(5/7)、18927(4/1)、18577(3/10)等があるのですが、少なくともその辺りまでの調整があるのでは等と考えております。
よって、下げたら買いのスタンスで見てはいるのですが、押し目買いを入れるにはまだ早いというのが、現時点における見方となります。