今日の日経平均は、+253円の20428円と続伸。
売買代金は前日より減少して、2.1兆円台でした。
本日は前日とほぼ同値でスタートし、その後はほぼ一貫して買われる展開に。
最終的に高値圏での陽線引けとなりました。
先週金曜日は上昇したので、今日はギリシャ問題の会合を前に様子見の展開で一服となるかと思ったのですが、上昇して終わりました。
日経平均は25日線を再度上回る形で陽線引けとなったので、日足の形状からすると19990(6/18)で底入れし、そこから反転上昇に転じているように見えなくもありません。
夜間で日経平均先物も一時20540円をつける等、日中の地合いを引き継ぐ形で上昇しています。
ただ、ギリシャ問題の結論が正式に出ていない中での上昇なので、やや違和感を感じる部分もあります。
手口面でも、シカゴ市場における投機筋の日経平均先物の買い越し枚数は、6/16の段階で390枚となり、先週時点より11164枚もの減少となっています。
この投機筋の日経平均先物の買い越し枚数は、3/17時点で前週より11217枚増加した後、8000~12000枚程度のレンジでこれまで推移してきました。
それが、先週の6/16時点で390枚に急減しました。
1週間で1万枚以上買い越しの枚数が縮小するという動きは、去年1年間でも見られませんでした。
よって、この動きからすると、先行きやや警戒という事になるのですが、金曜日と今日、日経平均は続伸してきているので、ちょっと先行きの判断に迷うところです。
ただ、ギリシャの結論が出ていない中で、フライング的に動いたという可能性も考えられなくもないので、もう暫く様子を見たいと思います。
仮に市場の動きが正しく、19990(6/18)で底入れし、そこから反転上昇に転じている場合は、相場の動きに合わせる為、頃合いを見ながらそれに乗っていくという動きをとる必要もでてくるのかもしれません。
取りあえず今日のギリシャ問題の結果を受けて、夜間でどのような動きをしてくるのか、見て行くところかと思われます。