今日の日経平均は、+309円の20090円と反発。
再度2万円台を回復してきました。
しかしながら売買代金は、前日より減少して2.3兆円台でした。
本日は上昇して始まったものの、先週のシカゴ市場の日経平均先物の終値に届かない水準でスタートしました。
しかし、その後は徐々に下値を切り上げ、最終的には本日の高値圏で取引を終えました。
夜間に入ってからギリシャ問題合意の報道を受けて、日経平均先物は一時20360円をつけるところまで上げてきています。
この流れを受けて、明日も続伸となりそうな感じです。
ただ、これまで書いてきておりますように、ここでの反発は、調整過程の中の戻りと想定しております。
なお、20952(6/24)から修正波が進行中と見ているのですが、今日のザラバ高値が20120円となったので、7/9の記事で書きました修正波のカウントを以下の通りに変更します。
1波(下げ) : 20952(6/24) ⇒ 19115(7/9) 値幅▲1837円、日柄12日(両端入れ)
2波(戻り) : 19115(7/9) ⇒ 現在進行中
現在は1837円の下げに対する戻りをやっているところとみており、現状は、今日のザラバ高値20120円までの戻り幅は1005円で、戻り率は54.7%となっています。
ただ、明日も今の地合いを引き継いで上昇し、20300~20400円あたりまで戻りを入れるとすると、戻り率は64.5~70%となるので、調整過程の戻りとしては、水準的にはいいところまで行くという感じになります。
なお、今後、ギリシャから焦点が変わってくるとみられる中国株は、5178(6/12)から3373(7/9)まで、日柄的には19日(両端入れ)下落した後の戻りを入れているところと見ているのですが、今日の戻りで戻り日柄としてはまだ3日目になります。
よって、日柄的にはまだ戻る余地を残しておりますので、これに連れて日経平均も上述した水準よりも上で戻りを試す展開になるかもしれません。
ただ、あくまでも調整過程での戻りという点では見方は変わりませんので、これからは中国株がどの程度戻るかを見ながら、日経平均の戻りがどの辺りでピークをうつかを見極めて行くところになるのではないかと考えております。