今日の日経平均は、+191円の20842円と6日続伸。
ただ、売買代金は2.1兆円台とやや伸び悩み気味でした。
本日は続伸して始まり、その後は狭いレンジの中での動きでした。
しかし、引けにかけて上値追いとなり、日中の高値圏で引ける形となりました。
このところ続伸はするのですが、日中の値幅が100円に満たない動意に乏しい展開が続いていましたので、今日もまた似たような展開かと思っていましたが、今日は久々に日中の値幅が100円を超えてきました。
小幅な値動きが続くと、20952(6/24)の高値超えは厳しくなるかもしれないと思っていましたが、今日の上げ方を見ていると、引き続き高値超えを狙える感じにはなっています。
ただ、今回の上昇は鬼の居ぬ間に洗濯、という感じがしないではないので、これまで書いてきておりますように、上げの持続性という面ではあまり長続きはしないのではないかと考えております。
なお、ここでいう鬼とは、中国株の事を指しているのですが、上海指数は今日も続伸となり、日中の高値は4041をつけて直近の高値である4035(7/14)を抜けてきました。
今日の上昇で3373(7/9)からの戻り日柄は9日目(両端入れ)となりましたので、5178(6/12)から3373(7/9)までの下げの日柄18日に対して、半分程度戻してきたことになります。
一昨日の記事でも書きましたように、上海指数は今週から来週にかけて戻りのピークを迎えるのではないかと考えておりますので、日本株についても今週か来週あたりまでは戻り方向で推移するのかもしれません。
ただ、上海指数が戻りのピークを迎えてから多少タイムラグをあけて日本株も戻りのピークを迎えると想定していますので、ここでの上昇は、多少下げたところを狙っていく押し目買いを優先するところではなく、戻り売りを優先して考えていくべき局面になるのではないかと見ております。