今日の日経平均は、+84円の20809円と4日続伸。
売買代金は前日より減少して2.6兆円台でした。
本日はマイナスでスタートしたのですが、寄り直後の20617円が日中の安値でその後は切り返し、ほぼ高値圏での陽線引けとなりました。
今日は、先週の金曜日と同じような展開で、2日続けての陽線引けとなりました。
日経平均の日中高値は20820円で、日経平均は直前の高値である20850(7/21)までは届いていないのですが、TOPIXは1691の高値をつけ、高値更新となりました。
なお、海外市場では、本日、上海指数が5%近くの上昇となりました。
一応現時点では、上海指数は、5178(6/12)から3373(7/9)までが下げの第1波で、3373(7/9)の安値からはその下げに対する戻りの地合いが継続していると見ています。
この戻りは以下のようなa-b-cの3波構成となり、今はc波の戻りをやっているところと想定されます。
a波 = 3373(7/9) ⇒ 4184(7/24)
b波 = 4184(7/24) ⇒ 3537(7/28)
c波 = 3537(7/28) ⇒ 現在進行中
このように考えると、上海指数は今週、4184(7/24)の戻り高値を狙うという展開になりそうな感じです。
NYダウも先週の金曜日までで7日続落となっているので、とりあえず今週はそれに対する反動で戻りとなるかもしれません。
となると、海外市場が下値近辺で推移している中、唯一高値圏で推移していた日本株は、高値更新に向けて動いてくるという展開になるのかもしれません。
ただ、NYダウ、上海指数ともに、今週上げる展開になったとしても、下げの調整波動が進行している中での戻りと見ているので、いずれその戻りがピークをつけて、再度下げの波動(下げの2波目)に入ってくると想定しています。
なお、現時点における見方としましては、海外市場で下げの1波目が進行している中であまり大きな影響を受けなかった日本株も、さすがに下げの2波目に入ると、その影響を受けるようになるのではないかと考えております。
よって、短期的に日本株は上値試しの展開となるかもしれないのですが、海外市場が下げの2波目に入った段階で、急落する可能性が高まるのではないかと想定しております。