このブログでは主に、日経平均の相場見通しを中心に記事として書いてきております。
開始したのは2014年3月になるので、あと少しで開始してから1年半が経つという事になります。
その間に400本近く記事を書いてきているのですが、正直始めた当初はここまで続けることができるとは思っていませんでした。
今回は、開始してから1年半近く経過するという事で、これまで書いてきた相場見通しと実際の動きが合っているかどうかについて、少し検証してみました。
以下で添付しているのは2014年2月以降の日経平均の週足となります。(ただし、以下の記事では、日足ベースの株価について書いているので、週足の数値とは若干異なります)
2014年は、年初から株価は下落基調で推移していましたが、4/11の13885円と5/21の13964円でダブルボトムをつけてから切り返しの動きとなりました。
その動きに対して5/22の段階で以下のような記事を書き、そこからの上昇を予想しました。
次に、そこから上昇基調となった日経平均は、16374(9/25)で一旦のピークを打ち、14529(10/17)まで下落します。
その動きに対して9/22の段階で以下のような記事を書き、間もなく下落転換となる可能性があると予想しました。
そして、14529(10/17)で安値をつけてから反転してくるのですが、残念ながらここからの反転は読み切れませんでした。
特に、10/末に実施された日銀の追加緩和の後で、以下のような記事を書き、一旦追加緩和で上げてくるがその後大きく下落してくると想定したのですが、この予想は完全にハズレでした。
その後、暫く上昇基調が続くとして買いの判断をしたのは、以下の記事で書きましたように2/14だったので、14529(10/17)で安値をつけてからここまでの動きは残念ながらうまく捉える事はできませんでした。
その後も日経平均の上昇基調は続き、結局20952(6/24)まで上げることになります。
その間は、3月半ば辺りから高値警戒としながらも、買いを基本スタンスとして短期的に売り買いを繰り返してきましたが、8/7の段階で買いのポジションはすべてクローズして100%キャッシュに戻し、以降は様子見としました。
そしてその後は、8/11に6/24に並ぶ高値20946円をつけてからは下げ基調となり、現在に至るという流れになっています。
なお、直近の見方については8/20~22の記事で書いた通りになります。
という訳で、当ブログ開設以降、1年半近くの動きを振り返ってみたのですが、残念ながら100%当たりとはなっていません。
ただ、このブログのプロフィールのところで書いておりますように、私は証券業界とは関係ない所で仕事をしてきたので、所謂「プロ」ではありません。
プロと言われる人でまったく相場見通しが当たらない人も多いかと思うのですが、そのような人と比較すると、まあ見方としてはまともな方ではないかと思っております。
正直、相場見通しについて、まだ精度は甘い部分は多々ありますが、なるべく精度を高めることができるよう、決して驕ることなく、これからも日々精進していきたいと思います。