昨日のNYダウは、16579まで上げたのですが、最終的には125ドル高の16510で引けました。
それを受けて、シカゴの日経平均先物は18000円に近いところまで戻していたのですが、本日は欧州で株安が進行している事などもあり、同先物は一転して売られる展開となっており、一時17500円に近いところまで下落しています。
日本市場が休みの間でもシカゴの日経平均先物の動きは落ち着かず、相変わらず、上に下に大きく振れる展開が続いています。
なお、本日の欧州では、ドイツのDAX指数の下落率が一時3%を超える等、大きく売られてきています。
DAX指数は世界同時株安が進行した8月の下旬に9338(8/24)の安値をつけ、以降は、10512(9/9)の戻り高値をつけていました。
しかしその後は戻り高値を抜くことができず、9/18の下落で5日線の水準を大きく下回ってきていました。
そして本日一時9627の安値をつけるところまで下落しています。
DAX指数のここまでの動きを見る限りでは、再度9338(8/24)の安値を試しに行っていると見られます。
海外市場では、NYはまだ何とか値を保っているように見えるのですが、ドイツのDAX指数など、欧州市場は早くも再度の安値トライに向けて動き始めているような感じがします。
この動きをうけて、NYダウ先物は下げてきております。
NYダウは、9/18につけた安値16343を下回ってくると、再度の安値トライに向けて動き始めたという確認になると思います。
8月下旬からの株安局面はまだ終わっておらず、再度、安値トライに向けて動いてくるのではないかという事は、これまでこのブログでずっと書いてきた事になるのですが、取りあえず今晩のNY市場でどう動いてくるのか、動向を注視して行くところかと思います。