今日の日経平均は、+236円の19631円と反発。
売買代金は、前日より増加して2.6兆円台でした。
本日は昨日のNY高を受けて、マドを空けて上昇してスタート。
寄り直後につけた19628円が日中の安値となり、その後も買われる展開に。
14時過ぎに19726円の高値をつけた後は、上昇一服となりましたが、高値圏を維持し、236円高での引けとなりました。
日経平均はザラ場ベースの高値を更新
昨日の段階では今日は反発となるものの、自律反発の域に過ぎないと考えていました。
しかし、NYがNYダウ、ナスダック共に高値引けとなり、勢いを感じさせる上昇となったこともあり、日経平均の日中高値は19726円で、わずかながらも19725(11/12)の戻り高値を抜けてきました。
TOPIXについては、ザラ場高値が1592までだったので、1598(11/11)は抜けられませんでしたが、今日日経平均が戻り高値を抜けてきた事で、いずれその動きに追随するかたちになるかと思われます。
日経平均は16901(9/29)からの戻り以降、19725(11/12)の高値までで、波動としては5波動形成になっており、また、日柄的にも(11/12)の高値で30日(両端入れ)となっていたので、ここで戻りがピークをつける可能性が濃厚とこれまでは見ておりました。
しかしながら、今日、マドを空けての上昇となり、わずかながらも19725(11/12)の高値を抜けてきた事で、16901(9/29)からのリバウンドは未だ継続中という事になりました。
リバウンドが継続となったことで、次の高値日柄候補は来週という事になります。
政府の補正予算等の施策実行期待を背景に、11月下旬辺りまで上げる展開になりそうな感じです。
ただ、仮に来週11/24から27あたりまで上げる展開となると、16901(9/29)からの戻り日柄は37~40日となります。
仮にそうなったとした場合、20946(8/11)から16901(9/29)までの下げの日柄が33日であるのに対して、戻り日柄が37~40日とになりますので、日柄のバランスとしては相当いいところまで来るという事になります。
というわけで、ここからは、日経平均がもうひと上げあった後にどこまで戻り高値を伸ばす事ができるのかを見ながら、海外市場の動向も注視し、再び海外市場崩れる等して日経平均の戻りに転機が現れる兆しが出るかどうかを見極めていくところになると思われます。