今日の日経平均は、▲77円の19848円と反落。
売買代金は、前日より減少して2.1兆円台でした。
本日はマイナスでスタートし、後場寄り後に19786円まで下落しました。
そこから戻しに入ったものの、戻しは19871円までで、結局前日終値まで戻しきれずに引けました。
地合いの変化のきっかけを待つところ
先週木曜日に19959(11/19)の戻り高値をつけて以降、戻り高値の水準で一進一退の展開が続きます。
フランスのテロ以降、地政学的リスクという観点で見た場合、ややネガティブなニュースが続いています。
しかし、その割には下げないので、地合い的には強いのかと思われます。
ただ、商いの水準自体は盛り上がりに欠け、依然として低水準のままなので、比較的厚い壁となる、ここから上の水準(2万円から上の水準)を目指していくのには、やや力不足な感じもします。
かと言って、昨日の記事でも書きましたように、大きく変調するような兆しは今のところ見られないので、まだ暫くはリバウンド局面が続くような感じもします。
なお、今日の段階で、8~9月の急落を受けてつけた安値16901(9/29)から、日柄的には38日目(両端入れ)となっています。
8~9月の急落時の日柄が、20946(8/11)から16901(9/29)までで、33日(両端入れ)なので、下げに対する戻りの日柄としてはそろそろいいところに来ているような感じもします。
ただ、前述したように、戻り相場に変調が見られる兆しは、今のところまだ見えていないので、引き続き様子見となり、変化のきっかけが現れるのを待つ局面になるのかと思われます。