今日の日経平均は、+1円の19939円小幅ながら反発。
売買代金は、前日より減少して2.1兆円台でした。
本日は昨日のNY安を受けて下落してスタート。
11時に19862円の安値をつけた後は切り返し、小幅ながら反発で引けました。
やはり12月中旬のFOMCが最大の注目ポイント
今日も昨日に引き続いて、日経平均の日中値幅は100円程度と小動きで推移しました。
なお、夜間に入ってから、ECB理事会でのマイナス金利拡大を受けてユーロ円が切り返している他、日経平均先物も上げ幅を縮め、下落に転じる展開となっております。
12月は今日のECB理事会の他、明日の雇用統計や、OPEC総会等、重要イベントがここから続くかたちになります。
が、やはり12/15~16のFOMCが最も注目されるイベントになるかと思われます。
12月の米国利上げはほぼ確実と言われているので、利上げは織り込み済みとする見方もあります。
しかしながら、昨日の記事でも書きました、テクニカルでみた場合の波動面と日柄面の他、11/28の記事で書きました「過去に米国で利上げが実施された際の日経平均の動き方」等から考えると、やはり12/15~16のFOMCの前後が当面のピークとなり、転機を迎えるとみるのが妥当なような感じがしております。
なお、仮に12/15前後まで戻りが続くとなると、16901(9/29)からの経過日数も約2.5か月になりますので、上昇が続く期間としても相当いいところになるという事になります。
よって、12月中旬まで戻り地合いが続き、後半からは波乱含みになるというのが、現時点において想定している相場展開シナリオになります。