今日の日経平均は、▲205円の19492円と反落。
売買代金は、前日より増加して2.1兆円台でした。
昨日のNYは安く取引を終えたのですが、今日の日経平均は前日と同値水準で寄り付いた後、一時19764円の高値をつけました。
しかしその後は売られる展開となり、200円程度下落して取引を終えるかたちとなりました。
今晩のNY市場の動きは注目するところ
昨日の記事でWTI原油先物が40ドル台を割り込み、8月下旬につけた安値を割り込むのも時間の問題かという事を書いたのですが、あっさりと安値割れとなり、6年10か月ぶりの安値を更新してきました。
この流れもあって、昨日のNYは下落したのですが、今日の東京市場はそれほど下がらずスタートして、一時はプラス圏に浮上することもありました。
しかしその動きは長く続かず、結局、売りに押されて引ける展開となりました。
昨日の記事を書いた時点では、もう暫くリバウンドの流れは続くのではないかと考えていたのですが、昨日のNYが下落となり、今日の東京市場も下げた事で、若干微妙な感じになってきました。
一目均衡表の遅行線の動きをみると、NYダウ、ナスダックは陰転入りの手前の水準に位置しており、仮に今日の夜間で昨日と同じような感じで下げてくると、陰転入りとなりそうな気配が出てきています。
上海指数も今日は1.9%程度下げており、こちらもまだ陰転入りはしていないものの、陰転入りまであと少しのところにきています。
これらと比較すると、日経平均は陰転入りとなるまでまだ多少余裕がある感じなのですが、今の水準で推移するといずれ上記の仲間入りとなりそうな感じです。
なお、今日は日経平均は昨日の日中安値を割れていないのですが、TOPIXは昨日の安値を一時的に割り込む場面も見られました。
というわけで、昨日の段階では、基調転換の動きが現れるとすると、来週のFOMC明けぐらいからと考えていたのですが、今日の動きなどを見る限りでは、もしかすると今週からその動きが出てくるのかもしれないという感じがしてきました。
今晩のNYの動き方次第では明日以降、何か動きが出てくるかもしれませんので、取りあえず今晩のNYの動きは注目かと思います。