昨日のNYは、NYダウが1.7%、ナスダックが2.2%下げる展開となりました。
これを受けて、シカゴの日経平均先物は18700円を割れる水準で引けました。
昨日の記事で、「下げの第1波-⑤ のエンドの目安としては、18491~18714円あたりが考えられるのではないか」と書いたのですが、今の感じで行くと、週明け早々にもこの水準に入ってきそうな感じです。
日経平均の安値予想は16000円?
当ブログでは、12/8の記事「日経平均は200円安。基調変化の動きが出てきているのか?」から16901(9/29)から続いてきたリバウンド局面に基調変化の動きが出てきているのではないかという事を書いてきました。
それ以降、日経平均は下げる方向にあるものの、急落するという感じに至るまでにはなっていませんでした。
しかし、昨日の夜間の動きでその方向が明確になってきたのではないかと思います。
大きな流れで見た場合、20946(8/11)から16901(9/29)までが下げの第1波で、16901(9/29)からの上げは上昇相場に転換しての上げではなく、20946(8/11)から続く調整過程の戻りに過ぎない、という見方を当ブログではずっととってきました。
調整過程の戻りが終わった後は、8月~9月かけてあった下げの第1波に続く第2波が訪れると想定していたのですが、どうやら、やっとその動きが本格化しそうな感じです。
なお、その動きをブレイクダウンすると、次の通りになると見られます。
下げの第1波 : 20946(8/11) ⇒ 16901(9/29) ▲4045円
戻り : 16901(9/29) ⇒ 20012(12/1) +3111円(戻り率:76.9%)
下げの第2波 : 20012(12/1) ⇒ 現在進行中?
下げの第2波の下げ幅が、 下げの第1波と同程度の値幅(▲4045円)になると想定すると、 下げの第2波の目標値は15967円となります。
よって、現時点においては、日経平均の安値予想は16000円近辺となるのではないかと想定しています。
なお、週明けは大幅安で始まりそうなのですが、週半ばぐらいまでで安値をつけた後、一旦短期的には戻す展開となるのではないかと予想しております。