今日の日経平均は、▲366円の18986円と反落。
売買代金は、前日より増加して3.5兆円台でした。
本日は昨日のNY安にもかかわらず、小幅安でスタート。
その後、前場は安い範囲で推移していたのですが、後場に入ってから小幅高に転換。
そして12時50分の日銀会合の結果を受けて、一気に500円以上上昇し、12時55分に19869円の高値をつけました。
しかしその後は一転して急落し、日中の安値圏で取引を終えました。
今日の日経平均の値幅は800円超え
まず昨日のNYなのですが、ここでまた上げてくると一目均衡表の遅行線が陰転から陽転へと変化するところだったのですが、結果的に大きく下げた事で、陽転入りが阻まれる形となりました。
また、日足の形状もその前日の陽線幅を越える陰線での引けだったので、やや怪しい感じで取引を終えました。
その流れを受けて東京市場が始まったのですが、前日のNYが下げた割には比較的落ち着いた感じで前場の取引を終えました。
そして後場に入ってからは、日銀会合の結果を受けて一気に急騰となりました。
市場では今回の日銀会合はほぼノーケアだったかと思います。
しかし、12/14と昨日の記事でも書きましたように、当ブログでは、今回の日銀会合は注意して見ておいた方がよいと考えておりました。
結果として、日銀はやはりアクションを起こしてきました。
が、その内容がなんちゃって追加緩和だったため、一時的に急騰したものの、その後は一気に急落となり、日中の値幅が800円を超える、乱高下が非常に激しい一日となりました。
さて、昨日のNYと、今日の日経平均の動きを受けて、今後の動きをどう見るかという事なのですが、普通に考えると売り優勢になるかと思います。
ただ、昨日のNYと、今日の東京市場が下げた割には今日の中国市場は依然として落ち着いた動きとなっています。
NYがここからまた下げ方向に入り、12/14につけた安値(NYダウは17138、ナスダックは4871)を割り込む形になれば別ですが、昨日の段階ではまだ当該安値を割り込む形にはなっていませんので、ここから一気に下げる方向に動いてくるのかどうかはまだちょっとわかりません。
今晩のNY市場で、昨日の下げの流れを断ち切る動きとなるのか、あるいは、昨日の下げの流れを引き継いで続落となるか、取りあえず、どんな動きとなるのか、見て行きたいと思います。