今日の日経平均は、▲582円の18450円と大幅に反落。
売買代金は、前日より増加して2.2兆円台でした。
本日は安寄りでスタートし、その後10時7分に18951円まで戻しました。
しかしその後は一貫して売られる展開となり、日中の安値圏で取引を終えました。
買い場はまだ先だと思います
2016年は大発会からいきなり波乱の展開となりました。
ここまで下げそうで下げない展開が続いていたのですが、今日の日経平均は18394円をつけるところまで売られました。
今日の下げで12/15につけた直近の安値である18562円をあっさりと下に抜けてきました。
なお、TOPIXの安値は1506までだったので、12/15の安値1502はまだ割り込んでいませんが、夜間市場で日経平均先物が一時18120円をつけるところまで売られている事もあり、TOPIXも明日にでも当該安値を割り込んできそうな感じになっています。
ここまではアメリカ市場が下げても、中国市場は妙に堅調だったのですが、今日は上海指数がサーキットブレーカーが発動された事などもあり、下落率が6%を超える等、久々に急落しています。
欧州も大きく下落している他、ドル円も119円を割り込むなど、2015年8月の急落局面と近いような感じになってまいりました。
昨年12月半ばからなかなかはっきりしない動きがここまで続いてきたのですが、やっと動きが出てきました。
さて、ここからどう動くかなのですが、1/3の記事「2016年の日経平均の予想は?」でも書きましたように、今は第4波目の修正波が進行中で、第4波目の修正波の形態は、①ジクザグ型 か②保ち合い型 になるのではないかと考えています。
①ジクザグ型の場合は、日経平均で16000円程度までの下げがあるのではないかと考えているのですが、②保ち合い型の場合は16901(9/29)から20012(12/1)までの上げ幅(3111円)の61.8%押しレベルの18000円あたりが下値の目安になるのではないかと考えています。
ただ、どうも今日の下げ方を見る限りでは、②保ち合い型よりも①ジクザグ型になりそうな感じがします。
なお、第4波目の修正波が終了した後は5波目の上昇波に移行すると見ていますが、ここから昨年8月に見られたような急落相場が再現する可能性もありますので、今は焦って買う局面ではなく、キャッシュを温存し、暴落した際に何を買うのかシミュレーションしておくことが大事なのではないかと考えております。