今日の日経平均は、▲93円の17147円と続落。
売買代金は、前日より減少して2.4兆円台でした。
本日は昨日のNY安を受けて、大きく上昇してスタート。
しかし寄り直後に17597円の高値をつけた後は一貫して下落する展開に。
後場に入ってからはマイナス圏に落ち込み、14時27分に17057円の安値をつけました。
そこから多少戻したものの、戻り切れずに続落で引けました。
昨日のNY高にもかかわらず、日経平均は戻り切れず
昨日の記事で、現在進行中の「下げ3波 -5(下げ3波の最後の下落波動)は、下げ3波 -3のようにズガンと下げる形ではなく、上げ下げを繰り返して底固めする斜行三角形の形となる可能性も考えられます」という事を書きました。
今日また大きく切り返してくるような事があれば、斜行三角形の可能性も出てくるかと思っていたのですが、戻したのは寄付きだけで、結局マイナスで引けました。
そして、今日の夜間に入り、ここ最近落ち着きを取り戻していたドル円が116円台に落ち込む等、再び円高方向に振れてきています。
これを受けて日経平均先物が一時16710円まで下げる等、波乱の展開となっています。
このような動きを見る限りでは、斜行三角形となる可能性は低くなっているような感じがします。
なお、仮にこのパターンとなる場合、下げ3波の最後の下落波動における日経平均の下値のメドは、昨日の記事で書きました16500~17000円あたりでは止まらず、もう一段下の16000円あたりまで行くのかもしれません。
来週もまだ大荒れの展開が続くのかもしれませんが、取りあえず、今晩のNY市場の動きを見てから、明日の記事とかで今後の想定等に関して書いていこうかと考えております。