今日の日経平均は、▲114円の17750円と3日ぶりに反落。
売買代金は、前日より減少して2.9兆円台でした。
本日は下落してスタートし、寄り直後の9時5分に日経平均は17684円の日中安値をつけました。
そこから戻す展開となり、前引けの11時30分には17864円と、前日とほぼ変わらない水準まで戻しました。
しかし、そこが日中の高値となって、以降は下がる動きとなり、100円弱下落してクローズしました。
原油先物が昨日、今日と下げているところはやや気になるところ
先週金曜日のサプライズの日銀マイナス金利導入から、本日で3日目となりました。
売買代金の推移見ると、金曜日の4.4兆円台から、3.8兆円台、そして本日の2.9兆円台と、減少する傾向にあります。
減少傾向にあるとは言え、まだ3兆円に近い水準を維持しているので、マイナス金利発表前の水準より高いところに位置しているのですが、やや落ち着きつく動きになってきているような感じがします。
この動きは、日銀のサプライズ効果が早くも一巡しつつある事を表す動きなのでしょうか?
まあ、その辺の動きはもう少し推移を見ないと判断できません。
なお、1/20前後から日経平均だけに限らず海外市場においても、下落トレンドから反転する地合いの流れがいまのところ継続しています。
一応、現状では、1/24の記事「日経平均の戻りの日柄の予想は?」でも書きましたように、2/3~2/9あたりを今回の戻りがピークをうつ第2候補の日柄として予想しています。
(最短では日銀会合の結果が明らかになる1/29前後と考えていたのですが、これはなくなりました)
明日が2/3となりますので、明日以降、来週前半にかけて、戻りがピークとなるかどうかをまずは見て行くところかと現状では考えております。
なお、今日の市場の動きで、やや気にかかる点としまして、1月の下げ相場の主な原因の一つと見られているWTI原油先物が、昨日の下落に続いて今日も下げており、30ドル近い水準まで値を落としてきている点が挙げられます。
この流れを引き継ぎ、明日もまた続落となりますと、今回の戻り相場の転換注意の第1シグナルが点灯することになりますので、WTI原油先物の動きも一応注意して見ておいた方が良いのではないかと考えております。